余裕を持って土木の仕事をするのが難しい時代になりました。仕事に追われる毎日を送っている方は多いのではないでしょうか。市場の縮小や脱談合による受注競争の激化を受けて、さらには政権交代による方針の転換や視界不良、はたまた入札・契約制度が目まぐるしく変わるのを受けて。ダーウィンの進化論を持ち出され、環境の変化に適応した者こそ生き残るなどといわれても、いろいろな物事が急激に変わりすぎるのだと、うらみ節の一つもぶつけたくなります。
でも、泣き言をいくら並べても何も解決しません。ここは一つ、以前はぬるま湯につかっていたのだと悟りを開いて、環境の変化に前向きに適応するしかありません。仕事に追われてばかりでは、疲れだけが残って満足のいく成果につながらないからです。段取りを工夫して、余裕のない時代でも余裕を生み出し、良い仕事をしたいものです。日経コンストラクション3月12日号の特集「段取り名人」は、そうした思いで企画しました。
出展:2010年3月12日号
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