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医療

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島に単身で赴任するということ

離島医師たちのゆいまーる日記:土井基嗣(南大東診療所)

2010年03月10日  RSS 

 僕は2年前、単身でこの島の診療所に赴任した。単身者かどうか、ということと地域医療とは、医療行為そのものには直接は関係ない。だが、周囲を取り巻く環境や、医療だけじゃない地域医療にとっては少し関わっている気がする。「島で医者をする」ことは、「島の診療所で医療行為をする」と必ずしもイコールではない。

 単身の身だと、仕事の相談や意見の交換、何気ない愚痴まで、誰かに話したいことがあっても、身近に話せる人がいないのだ。電話やメールを使うという手もあるが、対面ではないため、どうしてもストレスは残る。職場には看護師と事務の 2人の同僚がいるが、島の出身者であるため島に親戚も多く、うかつな話はできない。その他の島民にはなおさら言葉を選ばねばならず、飲み会などの場でうっかり仕事の話でもすれば、あっという間に個人が特定され、プライバシーが暴露されてしまう危険がある。

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