【質問】開業15年目の内科医です。景気が悪化しているせいか、昨年から患者が大幅に減り、なかなか回復しません。このままいけば、赤字に陥りそうで、先行きに不安を覚えています。無駄なコストを削減して経営の安定化を図りたいのですが、どのようにすればいいでしょうか。(内科、54歳)
【回答】人件費を圧縮するため残業代・手当にメスを入れる
(回答者◎合同会社MASパートナーズ 代表パートナー 原 聡彦)
診療所では、支出のうち人件費や機器リース料などの固定費が占める割合が大きいため、コスト削減は難しいと思われがちだ。しかし、固定費を詳細に分析すると、削減可能な部分が見つかるのも事実である。特に、経営環境が良好な時代に開業した診療所では、現在の相場より高額な費用を支払っているケースが多く、大幅な削減も可能だ。
コスト削減の対象は、人件費、家賃、広告宣伝費、保険料、機器設備費など幅広い。このうち最も削減効果が高いのは人件費と考えられる。そのため、今回は人件費に絞って解説し、残りは次回触れることにする。
















