西辻一真氏が始めた「マイファーム」は、土地を貸したい地主の農地を、野菜を育てたい人に貸し出すレンタル農園。マイファームの特徴は、ITを重視したレンタル農園である点だ。例えば、レンタル農園の会員が情報交換するためのSNSがある。NECビッグローブと提携して試験運用中の「BIGLOBEファーム」の農園には、自宅からでも農園を見られるWebカメラがある。
西辻氏が2007年に会社を設立したのは、昔から抱く休耕地への思いが根底にあったからだ。「日本の農業を何とかしたい」と言う西辻氏は、「農業に足りないのは情報発信力だ」と思い至った。そこで、問題解決のために選んだのが、ITだった。「農業とITは離れているように思える。だからこそ両者を合わせたときのビッグバンに期待した」と言う西辻氏は、大学卒業後IT系の職種に就いた。最前線で働く一方で、仕事が終わってからもWebページ制作を教える教室に通い、ITの技術を高めることに注力したという。
出展:日経パソコン 2010年2月8日号
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