今日の国際社会ではG20の台頭に象徴されるように新興国が存在感を増し、一層のグローバル化、多極化が進んでいる。中でもブラジルはBRICsの一角として着実な経済成長を続けており、世界金融危機の影響も軽微では無かったものの、その成長性への期待は相変わらず大きい。2014年にはサッカー・ワールドカップ、2016年には夏季オリンピックも開催される。近年消費支出も着実に増加し、2003年以降は同国への輸入額も急増している。こうした有望な成長市場において、今後日本企業が優位に事業を展開するためには、戦略的な知的財産権の取得や活用が不可欠である。特に、新興国において最も深刻な模倣品、海賊版問題に対しては、商標権が強力な手段となる。特許庁総務部国際課課長補佐の大熊靖夫氏に、ブラジルにおける商標制度の現状や出願動向などについて解説してもらう。
企業・経営
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