電子化するのは本だけじゃない?
Kindleの国際版やアップルのiPadなどの影響で、今、電子書籍が話題になっています。ですが、これは単に「書籍(本)」の電子化だけでは済まない問題です。書籍とは、印刷し製本したものを指し、一般に販売することを想定した「出版」物です。ですが、我々の周りには、書籍ではないけど、数多くの文字情報があります。出版物という点でいえば雑誌や新聞があります。これらは発行頻度が高く、おそらく本よりも量的には多いでしょう。
2000年の日本の紙の利用調査では、日本で作られた紙(ボール紙などを板紙を除く)の19%は新聞用紙に使われています。また、書籍、雑誌、ノートなどに使われる種類の紙(非塗工紙)は、全体の17%となっていますが、この中で雑誌が占める割合が最も多いと考えられます。
書籍が電子化可能なら、雑誌や新聞も可能でしょう。実際、雑誌や新聞などに関しては、ニュースや記事がWebサイトで配信されているなどを考えると、一部が電子化されていると言えます。電子書籍だけが問題なのではなくて、「電子出版物」を考える必要がありそうです。

















