このページの本文へ


環境

ECO JAPAN

政府「新成長戦略」の隠れた目玉 エネルギーインフラ革新を促す

2010年02月10日  RSS 

文/金子憲治(日経エコロジー)

「ただの寄せ集めにすぎない」――。政府が昨年12月末に公表した「新成長戦略」の基本方針は評判が悪い。だが、つぶさに見ていくと、政府の日本版グリーン・ニューディールの方向性と本気度が浮き彫りになる。

 新成長戦略は6つの戦略分野を掲げ、「環境・エネルギー大国戦略」をその筆頭に位置づけている。今回、公表したのは基本方針で、6月をめどに具体化する。

 目玉は2020年までの数値目標を3つ掲げたこと(下図右)。現在の環境・エネルギー市場は70兆円、雇用は140万人なので、新成長戦略により、市場は 120兆円、雇用者は280万人に倍増することになる。政府は2020年にCO2の25%削減を掲げるが、その過程で環境・エネルギー市場を2倍近くに成長させるもくろみだ。これは25%削減のコスト負担ばかりが指摘されるなか、「短期的にはコストだが、長期的には新産業への投資」との強烈なメッセージだ。

 具体的には、自然エネルギー全般、電力供給側と利用者を情報システムでつなぐ日本型スマートグリッド(次世代電力網)、二次電池やエコカーなどを重点分野に挙げている。


『壊れ行く国〜なぜ日本は三流国に堕ちたのか』

 掲載した記事を再編集・構成した書籍『壊れ行く国 〜なぜ日本は三流国に堕ちたのか』が出来上がりました。鳩山内閣の誕生から鳩山・小沢両氏の辞任、菅内閣誕生までの政治経済の問題点を4人の論客が鋭く指摘しています。お求めはAmazonもしくは日経BP書店まで。
目次や本文の一部がご覧になれます




厳選アイテムのダイレクトショップ 日経BPセレクション
日経BPインバウンドBizセミナー【第1回】Webセミナーのご案内
Bizアカデミー
Good Doctor Net 21世紀医療フォーラム 良い医者、良い医療を創るプロジェクト
メンタルヘルスとリワーク うつ病治療と復職支援を考える
日経BPビズボード 日経BPデータボード