「成長戦略としての官民連携」の第2回は「投資に向くインフラとは」。インフラといっても多種多様だ。民間による工夫の余地がどれくらいあるかが、投資適格か否かの一つの判断基準になる。国土交通省・成長戦略会議委員の福田隆之氏(野村総合研究所)が語る。(ケンプラッツ編集部)
ミドルリスク・ミドルリターン
投資に向くインフラと、向かないインフラを分けられますか。
福田 世の中のインフラファンドが、どのようなプロジェクトに投資しているかを示すデータがあります。これを見ると、エネルギーが58%、交通が48%、水が35%といった順番です。ほかにも防衛、老人ホーム、港湾、駐車場など、とても広範囲に投資が行われています。
民間による工夫の余地がどれくらいあるかが、向き不向きの一つの判断基準になるでしょう。例えば、河川が洪水を防ぐ目的で管理されているのなら、民間で勝手に工夫して効率化されても困ります。みんなが納得できる基準どおりに管理される必要があるわけです。
















