
Aaron Ricadela (BusinessWeek記者、サンフランシスコ)
米国時間2009年1月31日更新 「'Here I Am!' GPS Location Apps Have Limited Appeal」
米電子機器大手アップル(AAPL)のスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」を使って、自分の“縄張り”に印をつける――。それが今、ダイアン・ビスガイヤーさん(41歳)にとって、朝のコーヒーと同様の日課になっている。
米医療用ソフトウエア会社ソアー・バイオダイナミクスでマーケティング担当ディレクターとして働くビスガイヤーさんは、米サンフランシスコ界隈のレストランやカフェ、劇場などを訪れると、米ゴワラが提供する人気のアイフォーン用位置情報連動アプリケーション「Gowalla」を使って“チェックイン(訪問を記録)”し、縄張りとして印をつける。ゴワラを使えば、自分の居場所を知らせたり、友人を見つけたり、特定の場所を訪れた回数を他人と競い合うことができる。
「どこかへ行ったらまず訪問を記録しないと落ち着かない」と言うビスガイヤーさんは、位置情報を登録するため、自身のアイフォーンで、ゴワラの競合相手である米フォースクエアの位置情報連動アプリ「Foursquare」や米イェルプのローカルレビューサイト「Yelp」も利用している。
ビスガイヤーさんによると、ゴワラを使って自分が街のどこを訪れているかを知らせることで、ばったりと友人に会えたり、行く先々に自分の足跡を残すような気分が味わえるという。「人一倍社交的な私にはぴったりのサービス」とビスガイヤーさんは語る。
米シリコンバレーでの、フォースクエアやゴワラなどのベンチャー企業が提供する位置情報技術を活用した娯楽サービスの人気ぶりは、かなり興味深い現象だ。最近、ニューヨークやシリコンバレーのデジタル機器愛用者の間では、レストランやバー、カフェ、駅などを訪れるとすぐにスマートフォンを取り出し、フォースクエアやゴワラで訪問場所を記録して、自分の足跡を残すことが流行している。
















