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環境

ECO JAPAN

中谷明彦:エコカーの限界と「環状線の一方通行」

中谷明彦:目指せ!E級ライセンス

2010年02月02日  RSS 

走っていないポルシェに重税

 自動車販売は最悪期を脱したと報じられていますが、まだまだ減税や国の補助金なしでは回復基調にのれない厳しい状況が続いています。それでも将来に向けて温暖化ガスの排出抑制にはより踏み込んで取り組んでいかなければなりません。自動車の技術は日進月歩。ある日いきなり画期的な技術が発明されて一気に問題解決が早まることもあるかもしれませんが、根拠もなくそれをあてにするわけにはいきません。やはり地道な努力を積み重ねていくことが重要になります。

 自動車が排出するCO2量は、自動車の運転や利用の仕方で決まります。いくら燃費のよいハイブリッド車などのエコカーをメーカーが開発しても、ユーザーが無用に走り回ったり、アイドルストップをしなかったりすれば、減らせるはずのCO2も減らないことになります。

 このコラムでもたびたび触れてきましたが、私の所有している1993年式のポルシェ911ターボは排気量が3.3Lで、実用燃費は6km/Lにも届きません。しかし、年間の走行距離は2000km未満なので使用する燃料は333L/年ほどにすぎません。ざっと計算してみると1kmあたりのCO2排出量は380gで年間の総排出量は760kgほどになります。


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