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建設

ケンプラッツ

日本の建築 1976-2005:1989年 博覧会で都市開発を進める

日本の建築 1976-2005

2010年02月01日  RSS 

* この記事は、日経アーキテクチュア創刊30周年記念DVDブック『デジタル画像で見る 日本の建築30年の歩み 1976-2005』(2006年5月29日発行)より転載したものです。作品のデータは原則として「日経アーキテクチュア」掲載時のものであり、建築物の名称などが現在と異なっている場合があります。

どこでも地方博

 80年代末は日本全国で地方博がブームとなった。前年の瀬戸大橋博(1988年4/18号)、なら・シルクロード博(1988年5/30号)に続いて、この年は横浜(4/17号)、福岡(5/15号)、広島(8/7号)、名古屋(8/21号)などで開催。これを日経アーキテクチュアではレポートしている。これらのなかには、横浜・みなとみらい21や福岡・シーサイドももちなど、新しい都市開発地を会場としているところも多い。インフラ整備と認知度アップを一挙に進めるために、博覧会を利用するやり方だ。仮設のパビリオンだけでなく、恒久施設を合わせて建設することも多く、「横浜美術館」や「福岡タワー」などはそうしたものである。

建築を保存する様々な手法

 近代建築を保存して活用する様々な例が見られるようになった。1/9号の特集では「近代建築の保存“レトロの波”も街角どまり」と題して、辰野金吾と長野宇平治による日本銀行京都支店を改築した「SACRA/京都府京都文化博物館」や東京駅の一部を展示空問にした「東京ステーションギャラリー」などを掲載。 8/7号の特集「よみがえる近代建築」でも、フランク・ロイド・ライトが日本に残した旧山邑邸を「ヨドコウ迎賓館」に改修した事例などを紹介している。5/15号の「日本火災(現日本興亜損保)横浜ビル」は、既存の近代建築からファサードだけをビルの低層部に再利用したもの。建築保存のひとつのやり方として注目された。

出展:デジタル画像で見る 日本の建築30年の歩み 1976-2005号
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


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