地球温暖化対策に貢献する省エネ家電への買い替えを促すエコポイント制度が、2010年末まで延長されることが決まった。これまで、地上デジタル放送対応テレビ、エアコン、冷蔵庫だった対象商品にLED(発光ダイオード)電球が加わる見込みで、増え続ける民生部門からの二酸化炭素(CO2)排出削減が期待される。
白熱電球の寿命は1000時間、電球形蛍光灯でも6000時間。それに比べLED電球は、4万時間という圧倒的な長寿命を誇り、高効率で省エネ性も高い。その上、原材料に有害な水銀を含まないなど環境性能に優れたエコプロダクツだ。低炭素社会を照らす次世代照明としての期待を背負い、市場に投入されてきたが、高価格などを理由に一般消費者の買い替えを促すにはなかなか至らなかった。
しかし 2009年の夏、この状況が大きく動いた。パナソニック電工や東芝ライテックなど大手5社の寡占状態が続いていたLED照明市場に、シャープが約4000 円という、従来価格の半額程度となるLED電球を携えて新規参入したのだ。いわゆる「シャープショック」である。そして、その後を追うように、他社も次々に低価格帯のLED照明新機種を投入。消費者にとっては、LED照明への買い替えが現実的な選択肢となってきた。
















