ワルファリンとは異なる作用メカニズムを持つ複数の経口抗凝固薬が開発中だ。心房細動患者に対する脳梗塞予防や整形外科手術後の血栓症予防などへの応用が見込まれている。
「心房細動治療(薬物)ガイドライン(2008年改訂版)」では、脳梗塞や一過性脳虚血発作(TIA)の既往があるなどの高リスクの非弁膜症性心房細動患者に対して、再発防止目的でのワルファリンの使用が推奨されている。
人口の高齢化に伴い、心房細動患者は今後も増加が見込まれる。抗凝固薬を用いた治療がきちんと実施されることが、脳梗塞対策のカギを握る。
ワルファリンの欠点を克服
しかし実際には、「本来ならワルファリンが使われるべきなのに、使われていないケースが少なくない」と、九州医療センター(福岡市中央区)脳血管内科医長の矢坂正弘氏は指摘する。
















