米GLOBALFOUNDRIES Inc.は,シンガポールChartered Semiconductor Manufacturing Ltd.(CSM)との業務統合を発表した(発表資料)。GLOBALFOUNDRIES Inc.とCSMの両社には,アブダビの政府系投資会社Advansed Technology Investment社が出資している。今回の業務統合は,このような資本統合の流れを受けたものである。統合後の社名はGLOBALFOUNDRIES,本社は米国シリコンバレーに置く。
統合後には,シンガポールとドイツ(ドレスデン)に300mm量産ラインを一つずつ持つ(200mm量産ラインはシンガポールに5ライン)。米国(ニューヨーク州サラトガ)に2012年稼働の300mm量産ラインをで新設予定であり,既存の300mmラインも拡張する。これらにより,2014年には処理能力が200mmウエーハ換算で580万枚/年(現在は230万枚/年)に達するとしている。また,米国,ドイツ,英国,日本,シンガポール,中国,台湾の各地に研究開発拠点や設計センター,顧客サポート部隊などを持つ。
GLOBALFOUNDRIESは,45nmや40nmのプロセス世代の量産プロセス技術の提供で業界を先導してきた状況を,統合後の32nm世代でも堅持していくとする。32nm世代ではゲート・ファースト方式のhigh-k/メタル・ゲート(高誘電率層間絶縁膜とメタル・ゲート電極の組み合わせ)技術を提供するという。また顧客との共同開発の範囲を,従来のプロセス技術からIP(intellectural property)開発,設計,パッケージングへと拡張する「Virtual IDM」アプローチを,同社は顧客に提案している。
















