Microsoft ExcelやWordなどのオフィスソフトの多くには、特定の処理を自動化できる「マクロ」という機能があります。文書ファイル中のデータに対して、実行したい一連の処理を登録しておけば、ボタン一つでそれらの処理を実行できます。
便利な半面、危険もあります。マクロを使えば、文書ファイル中のデータ以外を対象にした処理も可能になるからです。例えば、パソコンに保存されている別のファイルを操作したり、特定のファイルをメール送信したりすることが可能となります。実際、悪質な挙動をするマクロ(いわゆる「マクロウイルス」)が2000年以前には多数出回って大きな被害をもたらしました。
そのため、マイクロソフトでは、Office 2000(Excel 2000など)のサービスパック3(SP3)以降、マクロのセキュリティを強化。マクロを含む文書ファイルを開いても、マクロが自動的に実行されないように標準設定を変更しました。
例えばExcel 2007では、「マクロが無効にされました」という警告メッセージを、Excel 2003では「マクロが使用できません」といったダイアログを表示します。
出展:日経パソコン 2008年8月25日号
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