セキュリティ企業のトレンドマイクロは2010年1月7日、2009年中に同社に寄せられたウイルス感染報告を集計して公表した。それによると、最も報告件数が多かったのは、USBメモリー経由で感染を広げるウイルス(USBウイルス)。「ガンブラー(GUMBLAR)」のように、Web経由でウイルスを感染させる手口も“定番化”したという。
2009年中に同社のサポートセンターに寄せられたウイルス報告は4万5310件。最も多かったのは「オートラン(MAL_OTORUN)」。これは、USBウイルスが作成する悪質な設定ファイル(autorun.inf)。USBウイルスそのものではないが、USBウイルスが流行していることの傍証にはなる。
2番目に多かったのは「ダウンアド(WORM_DOWNAD)」。最初に出現した“オリジナル”は、Windowsの脆弱(ぜいじゃく)性を突いて感染を広げる機能しか持たなかったが、その後、USBメモリー経由やファイル共有経由で感染を広げる亜種が出現。企業や組織のネットワークで感染を広げ、大きな被害をもたらしたという。
















