USENは2009年12月1日、同社が運営するテレビ向け動画配信サービスの名称を、「GyaO NEXT」から「U-NEXT」に変更した。同社は収益基盤の強化を目的に不採算事業の整理を行っており、2009年だけでもパソコン向け動画配信事業「ショウタイム」の楽天への売却、「GyaO」のヤフーとの合弁化、ギャガコミュニケーションズの売却による映画事業からの撤退など、次々と取り組みを打ち出している。こうした中でブランド名を一新した狙いと今後のU-NEXT事業への取り組みについて、同社の堤天心U-NEXTサービス企画部長に聞いた。
今回サービス名称を変更した背景には、2009年4月に実施したGyaO NEXTのサービス面でのリニューアルがある。リニューアルではNTT東西地域会社のFTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)回線利用者向けに、音楽放送サービス「USEN on フレッツ」をISP(インターネット・サービス・プロバイダー)を問わず利用できるようにしたほか、操作画面を一新し使い勝手を改善した。「本来ならこのときサービス名称も変更すべきだったが、段取りに時間がかった」ため、今回遅れて名称変更することになった。また、パソコン向けよりもテレビ向けのサービスの方がコンテンツの提供を受けやすいという状況から、「パソコン向けの印象が強い『GyaO』ブランドを外し、テレビ向けであることを強く打ち出す狙いもある」と説明する。
出展:日経ニューメディア 2009年12月7日号 13ページより
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