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ドコモ4位の背景は“契約切れ”の争奪戦

加熱する値下げ競争,音声端末以外に活路を見いだす事業者も

2009年12月15日  RSS 

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7月から9月にかけて携帯電話の純増数の順位が目まぐるしく変動した。26カ月にわたり1位だったソフトバンクモバイルは7月に2位に後退。そのとき1位となったNTTドコモも,9月には最下位に転落した。音声端末以外の需要開拓,2年契約が切れたユーザー狙いのキャンペーンなど,各社の激しい競争が背景にある。

 景気低迷や買い替えサイクルの長期化によって,携帯電話の販売台数は低迷している。JEITA(電子情報技術産業協会)の統計によると2009年1〜6月の携帯電話出荷台数は1640万台で,前年同期比37%減となった。こうした状況下で購入者を奪い合う事業者間の競争は,激しさを増している。

 実際,TCA(電気通信事業者協会)が取りまとめた純増数を見ると,2009年夏商戦以降に各事業者が一進一退の攻防を繰り広げている(図1)。7月には,2年以上にわたって純増1位だったソフトバンクがその座をNTTドコモに明け渡した。ところが9月には状況が一変。ドコモは4位に転落し,4位が続いていたKDDIが2位に浮上した。大きな順位変動を引き起こした背景には,(1)音声端末以外の分野への販売拡大,(2)2年契約が切れたユーザーを巡る競争激化──の二つの要素がある。

出展:日経コミュニケーション 2009年11月1日号 pp.24-25ページ
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


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