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電子・機械

Tech-On!

X線の放射量を80%削減できる,Philips社が医療向けX線CT装置の新技術を発表

2009年12月03日  RSS 

右側の上の画像は従来のX線CT装置で撮影したもの。下の画像は,新技術を利用したX線CT装置で撮影したもの。Philips社によると,上の画像を撮影するためには3.3mSvの放射量が必要だったが,下の画像の撮影に必要な放射量は0.6mSvという。
[画像のクリックで拡大表示]

 オランダRoyal Philips Electronics NVは,医療向けX線CT(computed tomography)装置から発生する放射量を80%までに減らせる技術「iDose」を発表した(発表資料)。患者が被曝する放射線の量を減らすのが狙い。米シカゴ市で2009年11月29日〜12月4日に開催している放射線学会「RSNA 2009」のイベントで発表されたものである。

 iDoseは,X線CT装置の撮影画像に生じるノイズを少なくするソフトウエアのアルゴリズム技術である。従来のX線CT装置では,撮影画像に生じるノイズを減らすため,X線の放射量をある程度多くする必要があったという。今回の技術を利用すると,放射線量を少なくしても,従来と同等の撮影画像の品質を維持できるとPhilips社は主張する。

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