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「IT投資」という言い方は20年古い---シグマクシス 倉重 英樹氏

ブレない,負けない! IT投資---識者4人に聞く

2009年12月03日  RSS 

シグマクシス 代表取締役 CEO 倉重英樹氏
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「IT投資」という言い方に異議あり──。シグマクシス 代表取締役CEOの倉重英樹氏は,「ITと経営はいまや不可分。ITだけを取り出して投資を検討するのは無意味」と提言する。(聞き手は,田中 淳=ITpro)

日本企業のIT投資の現状をどう見ていますか。

 「IT投資」という言葉はものすごく古いと感じます。ITにお金を使ってリターンを得るというのは,20年くらい前に終わっているのではないかと。そもそも,IT投資と言うときの「IT」とは何を想定しているのでしょう。例えば,紙の文書はIT投資の対象に入りますか,入りませんか。

一般には入りませんね。

 でも,紙は“インフォメーション・テクノロジ”です。ところがITと呼ばれるものの中には,コピーは含まれていないし,紙も入っていない。我々はIT投資という言葉を非常に不確実な意味で使っているのです。リターンうんぬんを言うには,ITの定義がいい加減すぎるのではないでしょうか。

 コンピュータが世に出て70年ほどになります。当初,コンピュータ導入のメリットは合理化でした。高性能で高価なコンピュータが,人間に代わって業務を処理することでスピードを上げるという形です。

出展:ITpro Magazine Vol.4(2009年秋号) p.14-15ページ
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


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