このページの本文へ


環境

ECO JAPAN

脱炭素が世界経済成長の牽引車、新産業育成に官民協調の仕組みづくりを

2009東京国際環境会議-3 英国ビジネス・イノベーション省大臣

2009年12月02日  RSS 

ポール・ドレイソン 氏
英国ビジネス・イノベーション省 科学技術・イノベーション担当大臣

現役の大臣でありながら、自らレーシングチームを主宰し、レーサーとしてハンドルを握る。低炭素社会の実現のためには「低炭素=クール」という人々の意識改革が必要だと指摘し、発展途上国支援などを盛り込んだ「鳩山イニシアティブ」を高く評価。「英国と日本が手を携え、さらなるCO2(二酸化炭素)削減に向けた国際社会の枠組み作りに取り組むべきだ」と主張する。

文:松平悠公子 写真:吉田明弘

「低炭素=クール」
英国が進める持続可能経済への転換

 現在の大気のCO2濃度はこれまでの60万年間で最高レベルにあり、濃度の上昇率も従来にないほど高いのです。英国の科学者のモデリングでは「CO2の累積排出量を1兆トン以下に抑えなければ、人類は生きていけなくなる」とされています。しかし、私たちは既にその50%を排出してしまっており、かつ排出量は増え続けています。それだけに、その大幅な削減が急務となっているのです。

 その深刻さを痛切に感じたのは2〜3年前、米カリフォルニアにあるNASA(米航空宇宙局)の施設で極地の氷冠(アイスキャップ)の映像を見た時でした。まるで地球が呼吸をするために、もがいているように思えました。しかし、人間は警告や罪の意識だけで行いを改めようとはしません。ですから、実践的で魅力的な低炭素社会の将来を示すことが重要です。しっかりした科学とクリエーティブな工学に基づいた説明で低炭素社会は人々の生活を改善すること、「低炭素=クール」であることを納得させるのです。


『壊れ行く国〜なぜ日本は三流国に堕ちたのか』

 掲載した記事を再編集・構成した書籍『壊れ行く国 〜なぜ日本は三流国に堕ちたのか』が出来上がりました。鳩山内閣の誕生から鳩山・小沢両氏の辞任、菅内閣誕生までの政治経済の問題点を4人の論客が鋭く指摘しています。お求めはAmazonもしくは日経BP書店まで。
目次や本文の一部がご覧になれます




厳選アイテムのダイレクトショップ 日経BPセレクション
日経BPインバウンドBizセミナー【第1回】Webセミナーのご案内
Bizアカデミー
Good Doctor Net 21世紀医療フォーラム 良い医者、良い医療を創るプロジェクト
メンタルヘルスとリワーク うつ病治療と復職支援を考える
日経BPビズボード 日経BPデータボード