介護支援専門員(ケアマネジャー)などの資格を持った介護職従事者が仕事を辞める理由は「業務内容の割に給与が低いから」が30.5%で最も多かった。この理由による介護職従事者の辞職の割合は、全職種平均(15.7%)や医療系の有資格者(20.8%)のそれに比べ突出していた。インテリジェンスが10月27日にアンケート結果をまとめた。
ケアマネジャーのほか介護福祉士(ケアワーカー)、社会福祉士(ソーシャルワーカー)、訪問介護員(ホームヘルパー)を対象に調査した。仕事を辞める理由をみると、給与面のほかに「1日に働く時間が長いから」(16.0%)、「もっとよい条件の仕事がみつかったから」(17.2%)が全職種の平均を大きく上回っている。
これら介護系の有資格者は、仕事を探す際に「やりがい」を重視する人が15.7%と全職種平均(4.0%)より多いが、「正社員または正社員に近い雇用形態」を求める割合も13.0%と、平均(5.2%)を上回る。やりがいを重視する傾向は医療系の有資格者などに近いが、正社員志向はより強かった。
インテリジェンスでは、早期離職を防ぐために、よりやりがいを感じるよう環境を整えることや、一律の改善は難しくても必要に応じた条件面の改善が効果的としている。
調査は求人情報サービス「an」を通じ、8月11―22日の期間、関東1都3県と関西2府2県に住む介護系、医療系、理美容系の有資格者を対象に実施した。介護系の有効回答数は440。全職種平均については、これに先立つ3月5―11日にアンケートを実施し、4258の有効回答を得た。
■関連情報
・インテリジェンスのWebサイト http://www.inte.co.jp/

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