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企業・経営

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省エネするほど温暖化

CO2の2000倍。見過ごされた代替フロン問題

2009年09月21日  RSS 

 省エネ製品を買うほど、地球温暖化のリスクが高まる――。こんな皮肉な状況が、国内で起きつつある。

 ダイキン工業やパナソニック、三菱電機などエアコン大手は、9月からこんなシールを新製品に張り始めた。「家庭用エアコンには最大でCO2(温暖化ガス)3600kgに相当するフロン類が封入されています」。

エアコン各社がこの秋から張り始めたシール。
エアコン各社がこの秋から張り始めたシール。今年度中にすべての新製品に張られる予定

 日本人は毎日、1人当たり約6kgのCO2(二酸化炭素)を排出している。3600kgは、約1年半の排出量に相当する。

 省エネ性能を売りにするエアコンに、なぜ、消費者が購入をためらうような情報を表示するのか。

 ダイキンの岡田慎也・執行役員はこう語る。「ネガティブな情報を開示することで、今後エアコンを売りづらくなるのは事実だ。しかし、逃げずに問題を見据える必要がある」。

 問題とは、家庭用エアコンが構造的に抱える「負」の側面のことだ。

出展:日経ビジネス 2009年9月21日号 14ページ
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


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