国民生活センターは8月27日、家庭用オゾン発生器の一部が、人体に影響を及ぼす高濃度のオゾンを排出することを確認したと発表した。7銘柄を対象に測定したところ、排出口付近のオゾン濃度が呼吸困難を引き起こすレベル(5.0―10.0ppm)に達するものがあった。
4銘柄では、30分の使用で室内のオゾン濃度が、作業環境基準(日本産業衛生学会)と室内環境基準(日本空気清浄協会)の許容濃度である0.1ppmに達し、最大で1.0ppmを超えた。これら製品の排出口付近のオゾン濃度は2.2―10.2ppmだった。
このほかに、240分以上の使用で室内のオゾン濃度が1.0ppm以上に上昇するものが1銘柄あった。この製品にはタイマー機能が搭載されていない。
表示については、オゾンに関する注意事項をほとんど示していない製品や、鼻詰りに効果があるとして、直接高濃度のオゾンを吸い込む危険性のある使用方法を記載しているものがあった。
オゾンは酸化力が強いため、高濃度のオゾンは身体への影響が大きい。しかし家庭用オゾン発生器のオゾン排出に関する規制や基準は現在設けられていない。同センターは、専門知識のない消費者が安全に使用することは難しく、購入は避けた方がよいと注意を呼びかけている。
同センターのPIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)には、2004年度よりオゾン発生器に関する相談が410件寄せられていた。このうち67件は、安全性に関するものだった。
■関連情報
・国民生活センターのWebサイト http://www.kokusen.go.jp/


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