ヤマト運輸は8月5日、兵庫県西宮市の事業所で働く委託配達員が、2583通の「クロネコメール便」を配達せず自宅にためこんでいた、と発表した。2007年12月―2009年7月の発送分で、7月31日の社内調査で判明した。

 今後はメール便を発送した顧客に順次連絡をとり、対応を個別に相談する。再発防止策としては、支店長による配達員の管理徹底など、既存の取り組みを強化するという。

 ヤマト運輸では2006年にも岐阜県関市の事業所で4266通の未配達が発覚しており、このときも配達員が扱いきれずに持ち戻ったメール便を自宅や自家用車にためこんでいた。同社は各事業所の配達状況を点検する一方、配達員への家庭訪問などを通じて社内教育とカウンセリングを実施。また社内連絡システムなどを通じて、配達員の声や意見を集めている。

 しかし2007年には愛知県名古屋市の事業所で3524通、2008年には再び岐阜県関市で3254通の未配達が見つかるなど、以降も同様の問題が繰り返し発生している。

■関連情報
・ヤマト運輸のWebサイト http://www.kuronekoyamato.co.jp/