財務省は7月3日、「天皇陛下御在位20年記念貨幣」として発行する硬貨の図柄や枚数を発表した。額面1万円の金貨10万枚、500円のニッケル黄銅貨1000万枚を発行する。金貨は表面に鳳凰(ほうおう)と瑞雲(ずいうん)、皇居の二重橋をあしらい、裏面には菊花紋章を配した。

 金貨は1枚20g。販売価格は未定だが、素材に純金を使用し、表面を鏡のように磨く「プルーフ加工」を施して製造することから、額面を上回る予定。造幣局が8月ごろから購入申し込みを受け付け、11月ごろから発送する。

 ニッケル黄銅貨は表面に2輪の菊の花、裏面に菊花紋章をあしらった。11月より金融機関の窓口で、額面価格により引き換える。

 財務省が4月に開いた会合では、経済金融危機などを踏まえて過度に華やかにならないよう、「天皇陛下御在位10年記念貨幣」に準じた取り扱いが望ましいとの意見が出ていた。1999年に発行した在位10年記念貨幣の発行枚数は、1万円金貨が20万枚、500円ニッケル銅貨が1500万枚だった。

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・財務省のWebサイト http://www.mof.go.jp/