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企業・経営

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米クライスラー、「カーガイ」の不在が凋落招く

戦前は「技術力」が評価され、GMに次いで2位の時も

2009年05月01日  RSS 

 米クライスラーが連邦破産法11条の適用と、伊フィアットの傘下入りという再建スキームで再出発を目指すことになった。1925年に設立、戦前の一時期には米フォード・モーターも上回る販売シェアを確保した名門は、米大手自動車メーカーとしては前例のない法的処理に追い込まれた。

 クライスラーの創業者はウォルター・クライスラー(1875〜1940年)であり、フォードやトヨタ自動車、ホンダと同じように創業者の名前がそのまま社名として残っている。同氏は1911年から米ゼネラル・モーターズ(GM)に勤務し、ビュイック部門の社長も務めたが19年にその職を辞任。

 辞任したのは上層部との意見対立とされ、その6年後にクライスラー氏は自動車業界に復帰する。経営破綻の寸前にあったマクスウェルおよびチャーマーズという自動車メーカーを買い上げて、クライスラーを設立したのだ。

 1928年に「プリマス」、29年には現在も同社のブランドとして残る「ダッジ」を買収、この時点で米自動車産業は「ビッグスリー」の体制が確立されている。

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