広島ガスは3月19日、子会社2社と複数の取引先とのあいだで循環取引が行われていたと認め、同日付けで弁護士と公認会計士で構成する外部調査委員会を設置したと発表した。
ガス工事を手がける広島ガス開発(HGK)とガス用機械器具販売の広島ガスリビング(HGL)が、それぞれ実体を伴わない取引による売り上げや仕入れを計上していた。循環取引があった期間はHGKが1999年3月―2009年2月、HGLが1999年11月―2008年11月としている。
広島ガスは2009年2月20日、税務調査の中でHGKによる循環取引の疑いについて指摘を受け、同社の調査を始めた。3月2日にHGKから循環取引を確認したとの報告があり、ほかの子会社にも調査を広げた結果、HGLでも循環取引が見つかった。
新設した外部調査委員会では、循環取引の詳細を把握するほか、取引がこれまで発覚しなかった理由、広島ガスの業績に与える影響を調べる。広島ガスは、関係者の責任や経営責任の明確化、再発防止策についても同委員会から提言を受ける考え。
過去に提出した有価証券報告書や決算短信に関しては、調査によって正確な数値が明らかになり次第、訂正するとしている。なお広島ガスは外部調査委員会とは別に内部調査を続け、HGK、HGL以外の子会社を対象に循環取引の有無を確認する予定。
■関連情報
・広島ガスのWebサイト http://www.hiroshima-gas.co.jp/
















