
Nandini Lakshman (BusinessWeek誌、インドビジネス担当記者)
米国時間2009年2月23日更新 「Slumdog Oscars Boost India Film Industry」
これまでインドでは、米アカデミー賞への関心は低かった。同様に、米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミー(AMPAS)も、インドにはほとんど無関心だった。「ボリウッド」(映画産業の中心地ムンバイ=旧ボンベイ=を米ハリウッドになぞらえて言った言葉)と呼ばれるインドの映画産業は、世界で最も映画の製作本数が多いことで知られるが、長年オスカーから見放されてきた。
インドに初めてアカデミー賞をもたらしたのは、リチャード・アッテンボロー監督の「ガンジー」で1983年に衣装デザイン賞を受賞したバーヌ・アタイヤー氏だ。その後92年には伝説的監督サタジット・レイ氏が特別名誉賞を受賞している。2002年には、クリケットを題材に英国による植民地支配を描いた「ラガーン」が外国語映画賞にノミネートされたが、オスカーはボスニア・ヘルツェゴビナ作品「ノー・マンズ・ランド」にさらわれた。
だが現在、インド国内のアカデミー賞への関心は間違いなく高まっている。2月22日、インドのスラム街で育った少年がテレビのクイズ番組で巨額の賞金を獲得する物語を描いた「スラムドッグ$ミリオネア」(ダニー・ボイル監督)が、作品賞と監督賞を含む8部門でオスカーに輝いた。
















