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企業・経営

ECOマネジメント

発電所建設か、省エネ家電か

2009年01月16日  RSS 

■9年弱でモトがとれる省エネ型エアコン

 ベトナムでは、省エネルギー型のエアコンや冷蔵庫、さらには太陽熱温水器の導入による省エネ効果が非常に高いことを前回ご紹介した。今回は、省エネ型家電製品の導入を経済性の面から検討してみたい。

 ベトナムの家庭用電気料金は、1カ月の電力使用量によって段階的に価格設定されている。使用量が増えるほど単価が高くなるよう設定されており、100kWh以下の場合は1kWhあたり550ドン(3.6円)、101〜150kWhでは1110ドン(7.2円)、151〜200kWhでは1470ドン(9.6円)というように、使用量が増えるほど単価が高くなる。最高は401kWh以上の消費量に対する1kWhあたり1780ドン(11.6円)である。

 したがって、平均的な電力単価は消費者の使用量によって異なることになる。ここでは、エアコンと冷蔵庫、電気温水器の電力消費量を勘案して、1世帯あたりの1カ月の電力消費量を概ね250〜300kWh程度の水準と仮定すると、電気料金の単価は、おおむね1kWhあたり1600ドン(10.4円)となる。ちなみに、日本の家庭用の電気料金単価は2006年の平均で22.3円であるから、ベトナムの電気料金はわが国の約半分という安さである。

 この試算を基に、従来型の家電機器を選択した場合と、省エネルギー型の機器に置き換えた場合の経済性について検討してみよう。ここでの計算には、先ほど算出した電気料金の平均単価(1kWhあたり1600ドン=10.4円)を用いる。


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