日本政府観光局(JNTO)が2008年12月24日発表した11月の訪日外国人数(ビジネスなど観光以外の来日を含む)は前年同月比19.3%減の55万3900人。今年8月以降、4カ月連続の減少で、前月の5.9%減から一気に減少率が拡大した。
国・地域別では、中国が同5.3%増、航空便が拡充された香港が同5.0%増で過去最高を記録したほかは軒並み減少。とくに韓国(46.2%減)、台湾(13.4%減)、米国(12.5%減)、カナダ(12.3%減)などは2ケタの落ち込みとなった。
主なマイナス要因は、金融危機による景気後退、円高の進行、航空座席供給量の減少、燃油サーチャージの高止まりなど。大幅なウォン安と物価上昇の影響を受けた韓国や、米国、英国は、1−11月累計でも前年同期比5〜6%減となった。
また同時期の出国日本人数は同14.1%減の124万7000人で19カ月連続の減少。消費マインドの冷え込みや、燃油サーチャージの切り上げがマイナスに作用したが、円高で海外旅行の割安感が働き、一部の近距離旅行地では旅行需要が増加した。(田中 武臣=Infostand)
■関連情報
・日本政府観光局のWebサイト http://www.jnto.go.jp/jpn/


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