東京商工リサーチによると、9月の全国企業倒産件数(負債総額1000万円以上、私的整理を含む)は前年同月比34.4%増の1408件。負債総額は同11.6倍の5兆3625億2900万円で、戦後2番目の規模だった。リーマン・ブラザーズ証券と関連3社の負債合計が4兆6957億円にのぼり、協栄と千代田の生保2社が倒産した2000年10月の8兆4042億円に次ぐ負債総額となった。
産業別の倒産件数は、製造業237件、卸売業216件、金融・保険業14件とそれぞれ2008年に入って最多を記録した。また燃料高の影響で運輸業が前年同月比約2倍の63件となった。建設業は401件と3カ月連続で400件を超え、大型倒産が多発した不動産業も同約3割増の47件となった。上場企業の倒産は7件と、2002年4月の6件を上回り過去最多だった。
帝国データバンクがまとめた9月の企業倒産件数(負債総額1000万円以上、法的整理のみ)は前年同月比42.9%増の1122件、負債総額は同11.4倍の5兆3197億9400万円と、こちらも戦後2番目の規模となった。リーマンの倒産に加えサブプライムローン問題に伴う信用収縮の影響で不動産業の倒産が増えた。また関東の倒産が過去最多の442件で、構成比でも4割弱を占めている。原料高関連の倒産は78件発生し、4カ月連続で過去最多を更新した。
同時に発表した2008年度上半期(4―9月)の企業倒産件数は、東京商工リサーチによる私的整理を含めた集計で前年同期比11%増の7863件、負債総額は同20倍の8兆6560億8900万円。帝国データバンクによる法的整理のみの集計は、前年同期比15.3%増の6343件。負債総額は同20.3倍の8兆4533億1800万円。いずれも負債総額は、上半期として2000年に続く戦後2番目の規模だった。
■関連情報
・東京商工リサーチのWebサイト http://www.tsr-net.co.jp/
・帝国データバンクのWebサイト http://www.tdb.co.jp/















