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英語の引用符について知っておくとよい3つのこと

Associe

 英語の引用符は、2つの点を打った[ " ]である。人の言葉や書籍からの引用に使われる。特段に難しいことはないようだが、形をよく見ると気になることがある。

  (a) He said, "When in Rome, do as the Romans do."
  (b) He said, “When in Rome, do as the Romans do.”
    (彼は、「郷に入っては郷に従え」と言った。)

 (a)の引用符は始まりも終わりも同じ形だが、(b)では形が違う。どうなっているのだろうか? 英語の引用符について知っておくとよい3つのことをまとめておこう。

1 開始と終わりの形が違う引用符

 引用符をオタマジャクシに見立てると、開始はしっぽが上に向き、終了はしっぽが下に向いていることがある。

開始の引用符と終了の引用符の形が違う例。

 このような引用符を「カーリークオーツ(curly quotes)」という。しっぽがカールしているからだ。始まりと終わりは別の記号だ。「スマートクオーツ(smart quotes)」や「タイポグラフィークオーツ(typographer's quotes)」とも言う。

 これに対して、開始も終了が同じ記号でまっすぐ下に向いているのが「ストレートクオーツ(straight quotes)」、または「タイプライタークオーツ(typewriter quotes)」という。

 ちなみに、ニューヨーク・タイムズはカーリークオーツ、ワシントン・ポストはストレートクオーツを使っている。

 ところでキーボードを見ると、引用符のキーは1つだけ。どうやってカーリークオーツを打ち分けるのだろうか。答えは簡単。

 英文ワープロにも対応したマイクロソフトの「ワード」などでは、引用符のキーを打てば自動的に開始と終了を割り振るようになっている。ただし、Windows 7に添付されている簡易ワープロ「ワードパッド」にはこの機能はない。

 カーリークオーツの記号は、テキスト形式の文書では利用できないことがある。電子メールをテキスト形式で使っている人は、相手が受信したときに文字化けしないかチェックしておくとよいだろう。

アポストロフィとプライム

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