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ロジカルシンカー、高橋俊之ができるまで(1/5ページ)

「ロジカルシンキングの達人になる」著者・高橋俊之さんに聞く【1】

2009.12.15

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 アソシエオンラインの人気連載「ロジカルシンキングの達人になる」で、身近なテーマを題材にして、「楽しく論理思考を身につける方法」を紹介している高橋俊之さん。

 高橋さんは現在、ご自身が代表を務める「SCHOOL OF 未来図」や大学、日経ビジネスアソシエ主催のセミナーなどで、ロジカルシンキングを教え、多くの人に「考えることの楽しさ」を伝えています。

 連載記事の中で、高橋さんご自身のキャリアや経験、人生観が例に出されることもあるので、「一体、どんな方なんだろう」「どうやって論理思考を身に付けたのだろう」と気になっている読者も多いと思います。

 そこで今回は高橋さんに、これまでのキャリアの軌跡や、「SCHOOL OF 未来図」を設立した理由、論理思考を鍛えるための極意について語っていただきました。連載「ロジカルシンキングの達人になる」と併せてご覧ください。

(聞き手:藤井マキコ)

終身雇用の時代に新卒でIT系ベンチャーに入社した理由

――まずは高橋さんのこれまでのキャリアについて、詳しく聞かせてください。一般的に「論理思考を教えている方は、コンサルティング会社出身の人が多い」というイメージがありますが、高橋さんはコンサルティング会社のご出身ではないですよね。大学をご卒業後、新卒でIT系ベンチャー企業に入社されていますが(連載22回目参照)、なぜその会社を選んだのですか。

高橋 俊之(たかはし・としゆき)さん
「SCHOOL OF 未来図」代表。一橋大学法学部卒、ミシガン大学経営大学院修士課程(MBA)修了。情報機器系ベンチャー企業を経てグロービスに加わり執行役員、グロービス・マネジメント・スクール(GMS)統括責任者などを務める。並行してネット上の知識創造メディア&コミュニティ「知恵市場」を主宰。2001年からは独立、知恵市場、GMS講師のほか、新しい教育手法による「英語のシャワー」を主宰。2005年、活動を統合し「SCHOOL OF 未来図」として創立。現在、日本工業大学専門職大学院(MOT)客員教授、立教大学経営学部兼任講師も務める。
著書に「やりたいことを実現する 実践論理思考」などがある。

高橋:僕にとっては、「ベンチャー企業」だったことがポイントになりました。

 ベンチャーといっても当時、社員が既に100人以上いるような規模の会社で、僕が入社した年(1986年)の2年後には株式公開をしています。そういう段階のベンチャー企業だったので、いろいろなことをできるチャンスがありました。

――高橋さんは一橋大学法学部を卒業されていますが、その当時、一橋大学からベンチャー企業に入社する方は少なかったのでは?

高橋: そうですね。当時はほとんどいなかったと思います(笑)。

 仕事に関しては基本、2つの選択肢があると思います。人気のあるところで競争するか、やる人は少ないが世の中にニーズがあるところで結果を出すべく頑張るか。自分は後者が好きみたいです。僕の新卒時だと終身雇用が信じられていた時代で、就職人気ランキングの上位に入る大企業に入社して社内の競争を勝ち抜いていくか、これから世の中にとって必要になりそうだがあまり人は行かない企業に入るか。当時だとベンチャーは後者のタイプだったんですね。

――自分が頑張れば、会社も一緒に成長できる、ということを重視されたんですね。

高橋:そうですね。そしてベンチャー企業は人材が少ないので、新人のうちからいろいろなことをやらせてもらえる、やらなきゃいけないこともあります。当時は生意気だったので、「下積みなんかしたくない」「最初からいろいろなことをやらせてもらえた方がいい」「人から言われたことをやらされるだけじゃ嫌だ」とも思っていましたし。ベンチャーだったら最初からいろんなことができるかな、と。

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