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【2】タレントの事件の陰に、広報ウーマンの涙あり(1/5ページ)

2009.11.24

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今週の広報ウーマン
名前:益田奈美子さん(仮名)
年齢:30代
業種:マスコミ
広報歴: 9年(PR会社に6年間勤務後、3年前に現在の会社に転職)

 今回から、広報ウーマンたちの登場です。よりリアルで深いお話を聞くため、会社名を伏せ、お名前を仮名とさせていただいております。

記者発表会の日が、有名タレントの記者会見と重なった…!

 記者発表会の企画、進行を務めるのも広報の仕事。記者発表会では、実にいろいろなことが起きます。特に今年は「芸能人の事件」が多かったのですが、その1つに益田さんも巻き込まれてしまいました。


益田 「弊社のあるニュースの記者発表会の日が、2~3カ月前から決まっていました。発表会に向けて備品の準備や台本の作成、会場の設営まで順次行って、すべて準備万端。あとは記者の方に来ていただくだけ…というところまで来ていました。
 ところが、発表会の直前になっていきなり、あるタレントの事件に関する記者会見が、同じ日の同じ時間帯に行われる、という情報が入ってきたんです」

伊藤 「そうなると、新聞やテレビの記者さんたちは、タレントの記者会見の方に集中してしまいますよね」

益田 「そうなんですよ。ただこの時は突発的なものではなく、タレントの事件の記者会見があることは10日ほど前から分かっていました。そこで事前に、社内の関係部署に、『今回の発表会には、マスコミの記者はあまり来てくれないかもしれないし、記事にならない可能性も高い』ということを、口をすっぱくして、相手の耳にタコができるぐらいにしっかり伝えておきました」

伊藤 「これこそ、まさしく広報ウーマンのリスクヘッジですね」

益田 「さらに、周到な準備もしました。以前、同じようなタレントの事件が起きた時に、スポーツ紙が4面にも渡ってそのニュースを掲載していたことがあるのです。そこで事前にそのことを、上司や周りの人に伝えておきました。『タレントさんのニュースがそこまで大きく扱われるのなら、今回はうちの記事が掲載されなくても仕方ないね』と、関係者の方や上司に納得してもらうことができたのです。
 今思うと、事前にこうした準備をしておいて本当に良かった…という感じです。このことを発表会の前日や当日に伝えたなら、言い訳になってしまったのですが、取材誘致のご案内をする時に一緒に伝えたので、みなさん温かい目で見てくださいました」

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