前回はコンビニ大手5チェーンの中間決算の結果を見ながら、コンビニ市場の動向を解説しました。「客数アップ」への取り組みの差が、売り上げを大きく左右したという内容です。ご存知の通り、売り上げは、「客数×客単価」の公式で算出します。そこで今回は、客数ではなく、客単価の方に注目してみたいと思います。
まずは、コンビニの既存店における客単価の前年同月推移データを見てみましょう。

グラフを見ると、2008年のTASPO効果が出ていた時期でさえ、それほど客単価は上がっていないことが分かります。そのうえ2009年は、異常値とも言える大幅ダウンが見られます。これはリーマン・ショックの影響、デフレ経済の影響と言われています。
現在、各チェーンとも、PB商品の拡大やNB商品の値引きといった商品単価を下げる戦略をしていますが、これが結果的に客単価を下げる原因となってしまいました。
実際、8月期の大手コンビニチェーンの客単価を比べてみると、2009年はどこも減少していることが分かります。

これはどうしてか。






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