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Associe インタビュー

リストラ時代のサバイバル術〜辞めさせられても生き残れる人材とは?

エレクセ・パートナーズ代表取締役、永禮弘之さんに聞く(1)

Associe

 エレクセ・パートナーズ代表取締役であり、人材コンサルタントの永禮弘之さんは、その著書『強い会社は社員が偉い』(日経BP社)や、「日経ビジネスオンライン」の連載「野々村人事部長の歳時記2〜人事部長100人とつくるコラム」などで、企業経営、人事、社員の働き方について様々な提言をしている。

 今回は、連載でも取り上げた「採用」「残業削減(労働生産性向上)」「賃金」「リストラを含めた雇用調整」「教育研修」の5つのテーマを元に、先の見えない社会状況の中、社員たちはどのように働いていけばいいのか、永禮さんのご経験もふまえてお話しいただく。

(聞き手:アソシエオンライン プロデューサー 大塚 葉)

――「野々村人事部長」の連載は、かなり反響がありましたね。中でも読者コメントも多かったという「リストラを含めた雇用調整」「残業削減(労働生産性向上)」などについて、お聞きしたいと思います。

講演をするエレクセ・パートナーズ代表取締役の永禮弘之(ながれ・ひろゆき)さん(写真:山田 愼二)

永禮 まず、雇用調整に関する記事へのコメントは、実体験にもとづくリアリティーが高いものが多かったですね。人事部で早期退職制度を推進した友人がストレスに耐えられずに自殺したとか、リストラを断行した経営者が退職者全員の就職の面倒を最後まで見たがそれでも後味が悪かった、といった生々しい経験談も寄せられました。私自身も改めてテーマについて深く考えさせられました。

 以前に比べ、労働審判制度など仕組みも整備されてきているので、いじめによる退職強要などは少なくなってきているようです。とはいえ、自己都合退職という形でハローワークに来た人に辞めた理由を聞くと、実は会社都合の人がその中に3割以上いたというニュースもあります。

 人事も、個人の感情としてはリストラをしたくなくても、サラリーマンの立場としてやらざるを得ないといった気持ちもあるかもしれませんね。

――では、社員として辞めさせられずに働き続けるためには、どのような努力をしたらよいでしょうか。社員のサバイバル術についてお教えください。

永禮 サバイバル術として、「辞めさせられるターゲットにならない方法」については、こちらの記事を参考にしてください。ここでふれたように、会社の機密情報や顧客情報を流出させたりすると、退職勧奨や解雇のターゲットになる可能性が高くなります。

 今回は、もっと中長期的に自分の賃金を高め雇用され続けるにはどうしたらいいかについてお話します。一言で言うと、月並みですが、自分の実力を高めることだと思うのです。

 セミナーに通ってスキルを高めるのもいいですが、「枝葉末節のスキル」だけにとらわれてしまってはいけません。それよりも最初にやった方がいいのは、「自分はどの職業でメシを食っていくのか」という自分への問いかけをすること。キャリアアンカーと言うのですが、どこに自分のキャリアの軸=アンカーを持つかを見つけることが第一歩です。

 これは、若い頃はなかなか見つからないでしょう。仕事の経験が浅い中で見つけるのは難しいと思います。

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