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Associe インタビュー

考えすぎて意見が言えない人になるな!

『アイデアは考えるな。』著者、柳澤大輔さんに聞く

Associe

 面白法人カヤックの代表、柳澤大輔さんの『アイデアは考えるな。』(日経BP社)は、自身3冊目の著書で、発売前からネットのブログやTwitterで話題を呼んでいる。

 「すごいアイデア」を出そうとするのではなく、「すごくないアイデア」を100個出そうとする姿勢が、仕事を面白くし、良い発想につながるという本書の読みどころを、本サイトで連載中の著者本人に伺った。

(聞き手:日経BP社出版局 竹内靖朗)

「考えすぎない」のがアイデアを出すコツ

――新刊『アイデアは考えるな。』の特徴は、ほかの「発想本」と違って、アイデアを思いつくためのノウハウを紹介するだけでなく、楽しく働くためのノウハウを解説しているところにあります。つまり、「発想のノウハウ=楽しく働くノウハウ」だと説いています。

柳澤 「発想本」の古典的名著である、ジェームズ・ヤングの『アイデアのつくり方』やジャック・フォスターの『アイデアのヒント』といった本は、仕事を徹底的に楽しもうとうたっているんですよ。そうすれば、面白いアイデアを思いつく、と。

 これは面白法人カヤックを立ち上げてから10年以上、僕たちが実践してきたことです。そのノウハウを本にまとめたわけですね。

柳澤大輔(やなさわ・だいすけ)さん
面白法人カヤック代表取締役。1998年、学生時代の友人と共に面白法人カヤックを設立。「ART-Meter」「HOUSECO」「こえ部」など、ユーザー数千〜数万人規模のインターネットサービスを幅広く展開する。ユニークな人事制度(サイコロ給、スマイル給)や、ワークスタイル(旅する支社)など、制度面も現在実験中。近年では、ギャラリー「ART-Meter」、カフェ「DONBURI CAFE DINING bowls」などリアルショップを運営。2009年、ビンボーゆすりを科学したプロダクト「YUREX」を開発。(写真:陶山勉、以下同)

――柳澤さんは本サイトで連載中ですが、この本のもとになった原稿は、同じ日経BPのPC Onlineで連載していました。

柳澤 そうなんです。最初は連載をまとめるからすぐできるかなと思っていたら、結局ほとんど書き直すことになって(笑)。実は、PC Onlineの時に担当編集者に「この連載、本になりませんか?」って聞いたら「難しいんじゃないですかねぇ」って言われてショックを受けたんですよ。でも、連載が終わってAssocie Onlineに引っ越した頃に、「前の連載を本にしませんか?」って別のヘンな編集者が鎌倉オフィスにやってきて。

――それは私ですね(笑)。

柳澤 そうです(笑)。まあ、前の『面白法人カヤック会社案内』という本が、自分たちの理念について解説した自己紹介の本だとすると、今回の本は、その理念のために実際にどうやっているのかを解説しているといえます。

 前の本との比較でもう1つ言うと、『面白法人カヤック会社案内』の時はタイトルにこだわったんだけど、これだと僕たちの会社を知らない人は手に取りにくかったかもしれない。今回は、「アイデア」という言葉を入れることで、ターゲットを明確にしつつ広げようという意図があります。

ブレストに必要なものは…

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