男女雇用機会均等法の施行から約四半世紀が過ぎました。今では、女性が社会で活躍するのが当たり前の時代となり、「ワークライフバランス」や「ダイバーシティー」を推進する企業が出てくるなど、女性を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。
しかし今でも、仕事・結婚・出産という人生の岐路で悩み、迷っている女性はたくさんいます。
昭和女子大学学長・坂東眞理子さんの新著『幸せの作法』と、『「わたし」磨きの名言集』には、そんな迷える女性たちの指針となるアドバイスが書かれています。
そこで今回は坂東さんに、「働く女性が幸せをつかむための極意」について伺いました。
(聞き手:藤井マキコ)
しかし今でも、仕事・結婚・出産という人生の岐路で悩み、迷っている女性はたくさんいます。
昭和女子大学学長・坂東眞理子さんの新著『幸せの作法』と、『「わたし」磨きの名言集』には、そんな迷える女性たちの指針となるアドバイスが書かれています。
そこで今回は坂東さんに、「働く女性が幸せをつかむための極意」について伺いました。
(聞き手:藤井マキコ)
働く女性の30歳前後は、一番悩みが多い時期
――まずは、働く女性が幸せになるための知恵を説いた、新著『幸せの作法』についてお伺いします。この本を書こうと思われたきっかけを聞かせてください。
坂東 2006年に出版した『女性の品格』も、いろいろな立場の女性に通用するように書いた本なのですが、『幸せの作法』は対象をさらに明確にして「20代後半から30代前半の働く女性」に向けて書きました。

出版社の方から「その世代の働く女性には、特にこういう本が必要だと思う」というご提案をいただいて、私もそれに共感し、この本を執筆することになりました。
なぜ必要なのかと言うと、その世代の女性は「人生で一番迷いの多い時期」にいるからです。仕事ではまだ一人前じゃないし、ちょうど結婚や出産というライフイベントが入ってくる頃なので、悩んだり、迷ったりしてしまうのは当然です。20代前半までは、まだ「若くてかわいい」ということが通用するので、職場でチヤホヤされたりもするけど、20代後半になると、それも通用しなくなりますしね。
そんな女性たちに、何か心の拠り所となるメッセージを送りたかったんです。
今、気持ちが駆り立てられるような情報が多すぎて、みんな浮き足立っているんじゃないでしょうか。例えば、「個性を発揮しましょう」「仕事を通して自己実現を」「素敵な恋人を手に入れよう」というような情報があふれていますよね。この本では、「そういう情報に踊らされずに、普通に働き、普通に暮らしていくことの価値を見直しましょう」という提案をしています。






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