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深澤真紀の草食の時代

男女の結婚意識格差は、なぜ生まれるのか?

草食の時代の女子の生き方【1】

Associe

 この連載の「草食男子は、なぜ婚活しないのか」で、「草食男子は『恋愛や結婚をするのが面倒くさい』のではなく、恋愛や結婚のスタイルに関する女性たちの思い込みに付き合うのが面倒くさいし、バブル的な“見栄恋愛”の上に立っている恋愛観や結婚観に対して、違和感を抱いている」とお話ししました。

 では、女性だけが現実を見ることができず、結婚や恋愛に強欲な存在なのでしょうか?
 事態はそんなに単純でもないのです。

女性の平均年収はどのくらい?

 まず、日本女性の平均年収をご存じですか?
 その額は291万円で、男性の539万円の半分しかないのです。そして、女性の年収のピークは30代前半で来てしまい、その額も299万円で、300万円にさえ届きません。これが女性の平均年収の最高額です。そこからは40代前半には280万円、50代前半には266万円と下がっていくばかりなのです。

 一方で男性の年収のピークは50代前半で662万円と、年収のピークの時期も金額も女性とは大きく違います(2006年分民間給与実態統計調査、国税庁長官官房企画課より)。

 なんとなく、「バブル世代の女性は稼いでるのでは?」と思っている人もいるかもしれませんが、実際には、バブル世代でさえ平均年収は300万円以下でしかないのです。ここまで男女の賃金格差が大きい国は珍しいのです。

 また、日本の女性労働力率は「M字型」と言われています。

 出産前の20代女性は75%ほどが働いているのに、出産年齢の30代女性は65%ほどに減り、子どもの手が離れる40代になるとまた75%ほどに戻るのです(総務省「労働力調査」より)。

 つまり女性の就業率は20代と40代が高く30代が低いので、折れ線グラフがMの形をしているのですね。この「M字型」も、日本では1980年代から現在まで変わりません。
 しかし他の国では、30代や40代の労働力が一番多い「逆U字型」が多いのです。

 日本では、実際に3歳未満の子供がいる母親の就業率に至っては28.5%、3〜6歳未満の子どもでも48.2%と、世界の中ではとても低い水準です(厚労省「子どもと家族を応援する日本」より)。

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