コンビニの店長は、毎日天気予報をかかさずチェックしています。「明日は晴れそう」とかそういうレベルではなく、朝昼晩とどのように天候が変わっていくのか、細かくチェックしているのです。
それはもちろん、お客様の購買動向を見極めるため。「週末を晴れると予測して弁当の大量発注をしたが、雨になってしまった…」となると、商品は売れ残り、大損します。それだけに店長は、天気予報にナーバスです。
コンビニはスーパーに比べて、天気をより細かくチェックしています。一般的なスーパーは、売り上げの管理を「月間」「週間」で行いますが、スーパーに比べて購買頻度が高い商品を取り扱い、来客頻度も多いコンビニは、売り上げ管理を「週間」「日別」「時間帯別」で行います。
時間帯別でまで売り上げ管理をしているコンビニの場合、夕立を予測できずに売り上げが落ちたこともしっかり記録されます。このため、頻繁に天気予報をチェックし、その都度対応していく必要があるわけです。
普通は雨が降ると、来客数が減り、売り上げは減ります。けれども、店の立地タイプによってはそうならないこともあります。
コンビニは立地タイプが3つあります。「駅前」「住宅」「街道」です。この立地タイプと天候の関係を見てみましょう。
駅前:雨だと売り上げが増える(傘需要、電車を降りたお客様が家路を急ぐため、コンビニで食品購入)
住宅:雨だと売り上げは減るが、その変化は小さい(離れたスーパーに行くのが大変だと感じる近隣住民需要発生)
街道:雨で売り上げが大幅ダウン(主要客層である工事関係者の来店が減る。週末の行楽客の来店が減る)
主要コンビニチェーンにおける売上構成比では、「街道タイプ」が多いので、天気は晴れている方が、チェーン全体の売り上げが増えます。9月のシルバーウイーク期間は、天気がとても良かったため、主要チェーンの売り上げも好調に推移しました。海浜、スキーなどの「街道・行楽」タイプだと、この傾向はさらに高まります。






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