ビジネス英語の文書で利用される語彙は多いので、読解には中級・上級者向けの、厚めの英和・英英辞書が欠かせない。しかし書籍タイプの辞書は重くかさばるので、電子辞書を活用している人も多いだろう。
専用の電子辞書のほかに、「iPhone」や「iPod Touch」用のアプリケーションにも使い勝手の良い電子辞書が増えてきた。英語辞書の使い方や好みは人それぞれだが、私が実際にいくつか使ってみて分かったことをまとめてみたい。
無料の英和・和英辞書がある

インターネットの世界には、知識を無料でオープンにする動向がある。百科事典ではウィキペディアが有名だが、無料の辞書データの分野では「StarDict」というプロジェクトが有名だ。
そこでは通称StarDict形式とよばれる形式の無料辞書データが数多く公開されている。英和辞書や和英辞書のデータもある。この辞書データを読み込み、検索できるアプリケーションがあれば電子辞書として利用できる。アプリケーションが無料なら、完全に無料の辞書ができあがる。
StarDict形式の辞書データが簡易に扱える無料の辞書アプリケーションとしては、「Bamboo Dict Free(iTunes用リンク)」が便利だ。アプリケーションをダウンロードした時点では辞書データは含まれていないので、「Options」ボタンから「Add (Download)」を選び、「日本語辞書(ja)」から、「EJ-GENE95(English-Japanese)」を選ぶ。語彙数は5万7000語あり、通常レベルの英文の英単語の意味を知りたいだけなら十分足りるだろう。
Bamboo Dict Freeでは、1回に利用できるのは1つの辞書だが、有料版だと複数の辞書が利用できる。
英和・和英両方に使えるi英辞郎(1000円)

英辞郎は元来は個人の翻訳家が作成した辞書だが、その後、多くの人が作成に参加して膨大な語彙と例文を含むようになり、翻訳家に欠かせないほどの辞書に成長した。
インターネットでは、アルクのホームページから利用できる。同社からは「英辞郎第四版」としても販売されている。
iPhone/iPod Touchで利用できる英辞郎には数種類あるが、私が使っているのは「i英辞郎(1000円)(iTunes用リンク)」だ。
語彙や例文が豊富という英辞郎の基本的な特徴がよく生かされているうえ、検索も快適で表示も見やすい。英和・和英の両方に使え、検索も英和・和英で切り替える必要がないものもよい。
知らない単語は「単語帳」に登録することもできるので、時間がある時に、学生気分で英単語学習もできる。






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