働く女は、“草っぷり”のいい男を探せ!
『最後の恋は草食系男子が持ってくる』著者・森岡正博さんに聞く【2】
前回に続き、『最後の恋は草食系男子が持ってくる』の著者で、大阪府立大学教授の森岡正博さんを対談のゲストにお迎えします。
前回は、「草食系男子とは、草食系マインドを持った男性である」という、草食系男子の定義について語り合っていただきました。
今回は、「日本社会に男尊女卑の傾向がある理由」から話を進めます。
前回は、「草食系男子とは、草食系マインドを持った男性である」という、草食系男子の定義について語り合っていただきました。
今回は、「日本社会に男尊女卑の傾向がある理由」から話を進めます。
男尊女卑が根強く存在する理由とは?
森岡 白河さんが先ほど「肉食系タイプの男性は、女性をどこか目下に見ている部分があると思う」とおっしゃったように(前回参照)、私の世代やさらに上の世代の男性は、心のどこかで「男性は女性より偉い」と思っているところがあります。それがちょっとしたタイミングで、言葉の端々などにぽろっと出てしまうんです。
白河 私は「30歳くらいまでの男性には、そういう傾向があるのかな」と思っています。
先日、アソシエオンラインの連載コラム『ロスジェネ世代の叫び!』を読んでいた時にも、そう感じたことがあったんですよ。著者の大宮冬洋さんは、私からは「いかにも優しそうな草食系男子」に見えるのですが、大宮さんが中村うさぎさんにインタビューした時に「自分は浮気したいけど、彼女が浮気をするのは嫌だ」と語っていたんですね。
それで、中村さんに「自分は浮気をしたいのに、彼女の浮気は許せないということは、あなたは女性を対等に思っていない!」と突っ込まれて、大宮さん自身も「そうかもしれない」と思ってしまう、というエピソードが印象的でした(参考記事はこちら)。そのように思うということは、自分の中に「無意識の何か」があるということですよね。

森岡正博さん(左)と白河桃子さん(右)
森岡 ええ、そういうのはあると思いますよ。
それは、いわゆる「伝統」というものです。日本社会には以前、男尊女卑という考え方があったんです。
伝統とは怖いものですよ。人に、無意識に刷り込まれていきますからね。口ではいくら「男性と女性は対等だ」と言っていても、結局、伝統というのは親から子へと子育てを通じて伝わっていきます。そうやって人は、刷り込まれていくものなんです。
白河 なるほど。でも、刷り込まれてしまった人でも考え方を変えれば、そこから逃れることはできるわけですよね。






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