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中村うさぎさんに聞く【1】

ロスジェネ世代の叫び!ビジネス

「ボク様」スペシャルインタビュー
中村うさぎさんに聞く【1】(1/7ページ)

男がやりたい放題の時代は終わっている

2009.08.09

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 5年間で約1億円(!)使ったというブランド品漁り、借金生活、ホストクラブ通い、美容整形、さらにはデリヘル嬢体験。現代日本女性が抱える欲望や苦悩を、実体験をもとに歯切れよく書きまくる作家、中村うさぎさん。その問題意識は、個人主義の時代に生まれ育った僕たちの自意識や孤独に行き着く。だから、女性だけでなく、男性でも深い共感を持って読めるのだろう。実は、僕も大ファンである。会って話をしてみたいなあ。編集部にゴリ押ししてインタビューをさせてもらうことにした。

こいつら結婚しなくてもいいじゃん

大宮(以下、O) 今日はよろしくお願いします。『ロスジェネ世代の叫び!ボク様未婚男のリアル』を読んでいただいたそうですが、感想から聞かせてください。
中村(以下、N)
 こいつら結婚しなくてもいいじゃん、ですね。大宮さんも含めて。だって、自分の好きなように生きるのが大前提にあるんでしょ。誰かのために生きる気がない。団塊世代ぐらいまでは、家や子どものために自分の恋愛や生活スタイルやお金などを制約される結婚をするのが当たり前だった。そういうものだと何も考えずに受け入れていたわけ。でも、私たちの世代ぐらいからかな、誰かのために犠牲になって生きるのは嫌な人たちが増えてきた。私もその一人。私の親は20代半ばで結婚したけれど、私は20代代半ばで結婚なんてしたくなかった。そんなもので足を取られたくない、自分のためにしか生きたくない、と思っていたから。「30歳を過ぎたら考え方が変わってくるかな」とぼんやり思っていたけれど、51歳になる現在に至るまで変わらなかった(笑)。子どものために生きたいとは一度も思わなかったな。

O でも、中村さんは28歳の時に一度目の結婚をされてますよね。どうしてですか?
N
 いろんな理由があるけど、自信がなかったのよ。当時はコピーライターをしていたんだけど、将来的にずっと一人で食っていく自信がなかった。いずれ挫折を経験するだろう、その試練に私は耐えられないと思ったわけ。で、同業者で私よりもはるかに文章の才能があった男性と結婚したの。

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