勝間和代のニュースな仕事術

2009年8月5日

気軽につながるTwitterを使って
情報収集力を高めよう!

第22回 「Twitter」ブーム

米大統領府(ホワイトハウス)も使っているTwitter。
140字以内の短い文をネットに投稿し合うこの新サービスの何がすごいのか?
実際に使ってみて、注目されている理由を読み解く。

 7月17日、ホワイトハウスがオバマ大統領の記者会見の予定を、インターネットを使った新しいコミュニケーションサービス「Twitter」を通じて発表しました。ホワイトハウスはTwitterを2009年5月1日に使い始め、6月にはカイロでの大統領演説の内容をリアルタイムで伝えるなど、熱心に活用してきました。

 今回は会見の予定をホームページより早くTwitterに掲載し、AP通信など既存メディアがその記事を引用する形で報道したことで話題になりました。メディアに流れる前にTwitterに流れたのですから、その価値を考えるに当たって、とても画期的な出来事です。

 名前はちらちら聞くようになりましたが、まだ利用者が一部に限られるTwitter。将来、「Google」並みの力を持つのではないかと言う識者まで現れています。これはどのようなサービスで、メディアやネットをどのように変え得るのか。私自身のTwitter体験も踏まえて、考察していきたいと思います。

 Twitterは一般には「ミニブログ」と呼ばれますが、実際にはブログよりチャットに近いサービスです。参加者同士が互いにつながり合うことを「フォローする」「フォローされる」と表現し、相手と140字以内の短い文章でコミュニケーションします。これを「つぶやき」と表現します。

 TwitterがブログやSNSと違う点は即時性です。何かを発信すれば、すぐにフォローしている人に配信されます。

 例えば、ホワイトハウスのTwitterは7月現在、約72万6000人超のユーザーにフォローされています。ホワイトハウスがTwitterに何か情報を投稿すると、それがまず72万6000人に配信され、さらにその72万6000人のTwitterを起点として2次配信、3次配信されていくわけです。

 しかし、これだけではTwitterが注目されている理由として不十分でしょう。

1 2 3

著者プロフィール

勝間 和代(かつま・かずよ)
経済評論家、公認会計士。1968年東京都生まれ。早稲田大学ファイナンスMBA、慶応義塾大学商学部卒業。当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得。以後、アーサー・アンダーセン、マッキンゼー・アンド・カンパニー、JPモルガン証券を経て独立。3女の母。著書に『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』『効率が10倍アップする新・知的生産術 自分をグーグル化する方法』『お金は銀行に預けるな』『決算書の暗号を解け!』『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』など多数。印税寄付プログラム「Chabo!」参加著者。公式ブログ「私的なことがらを記録しよう!!

このコラムについて

勝間和代のニュースな仕事術

日経ビジネスアソシエで好評連載中の「勝間和代のニュースな仕事術」。経済評論家の勝間和代さんが、話題のニュースを題材に仕事力を高める方法をアドバイスします。

AssocieOnlineアクセスランキング

アソシエオンラインメール登録(無料)