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発想コロコロ塾(仮)ビジネス

【5】伝える力をアップする3つの心得と禁忌10則(1/3ページ)

2009.07.15

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ゲーム実況とプレゼンテーション

「発想コロコロ塾」今回はスペシャル版。
人気ゲーム実況者たろちんの原稿をお届けしよう。

「ゲーム実況」とは何か?
「ゲーム画面+プレイヤーの実況」動画である。いろいろなゲームを実況プレイした動画がネットにたくさんあがっているのだ。

ゲーム実況者は、5000人以上いるといわれている。人気実況者の動画はアップされるとすぐに1万以上の再生回数をたたき出すし、人気実況動画は100万再生を超えるモノもある。

ゲーム実況者4人組による連載「実況野郎Bチーム」が「WEBマガジン幻冬舎」ではじまっている。
今回登場するたろちんも、そのうちのひとり。
「実況野郎Bチーム」特集「実況ライター道」で、ライター修業をしている。そこに先生としてぼくが呼ばれた。
たろちんから、ゲーム実況の話を聞いているときに、これは、ぜひ「発想コロコロ塾」に書いてもらうのがいいんじゃないかと、ひらめいた。
なぜなら、「紹介したいモノやコトをどのように伝えるか?」といった発想のヒントが、おもしろいゲーム実況には隠されているからである。
「ゲーム実況」なんてやらないから、関係ないよ。
なんて言う人にもぜひ読んでほしい。

『おもしろいゲーム実況、3つの心得』

たろちん

「ゲーム実況ってプレゼンやコミュニケーションのいいトレーニングになってるよね」
 米光さんにこう言われました。なるほど、そうかもしれません。
 ただ喋りながらゲームをやってるだけだろ、とよく言われます。でもそれではおもしろい実況動画になりません。
 実況が上手な人はどうすれば楽しさが伝わるかをちゃんと考えています。自分の喋り方を気をつけることは、社会や日常の生活にも活かせるところがあると思います。
 知り合いの実況者に「とんかつおじさん」という人がいます。彼がゲーム実況をはじめた動機は「仕事での自分のしゃべりかたへの率直な反応が知りたかった」からだそうです。
 僕もゲーム実況をやってきて学ぶことは多かったです。どのように話せば相手に楽しさが伝わるかです。
 この機会に、自分がゲーム実況をする際に気をつけていることを考えてみました。

1、聞いている側の期待にこたえる

 受け手は「おもしろいものが見たい」と思って動画を再生します。実況プレイヤーはその期待にこたえなければなりません。
 人はどういう時におもしろいと思うのか。2つのパターンに分けて考えてみましょう。
 1つは「予想したとおりになるおもしろさ」、もう1つは「予想を裏切られるおもしろさ」です。
 実況プレイヤーが失敗をすれば、受け手は「くやしい」という反応を予想するでしょう。
 泣き声をあげたり大きな声で怒るのが、予想された期待にこたえた反応です。一方で、あえてそれ以外の反応をするという方法もあります。
 「ゆとりの友人に無理やりFF4実況させてみた part35」の3分前後のシーンを参照するとわかりやすいかもしれません。
 このシーンでは、仲間が突如裏切りアイテムを盗んで逃げてしまいます。
 受け手はプレイヤーの「驚き」や「くやしさ」の反応を予想します。ところがプレイヤーは「ふああ」とあくびをしていて、さして驚いた様子も見せません。
 意外な反応に受け手は「おや?」と思います。すると一呼吸置いて突然大きな声で「喝だこれぇ!」と怒りをあらわにします。
 このシーンが優れているのはプレイヤーの感情がわかりやすいところです。曖昧な表現では受け手におもしろさが伝わりません。伝えたい感情をはっきりさせることで、受け手にもおもしろさが伝わるのです。

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