トップ > 海保博之の「心を元気にする習慣づくり」 > 心の元気:【最終回】「褒め言葉」の効果的な使い方

海保博之の「心を元気にする習慣づくり」ビジネス

心の元気:【最終回】「褒め言葉」の効果的な使い方(1/5ページ)

仲間を元気にする習慣づくり~褒め言葉~

2009.07.10

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 最終回の今回は、「褒め言葉の効用」や「効果的な褒め方」について考えていきます。

褒め言葉が威力を発揮するのはなぜ?

 コミュニケーションを、「相手の何に向けてコミュニケーションするのか」という観点で分類すると、次の3種類があることに気づきます。

1.カウンセリング場面のように、「気持ちに対して働きかけるもの」
2.指示場面のように、「相手の振る舞いに対して働きかけるもの」
3.説明場面のように、「頭の中の知識に対して働きかけるもの」

 褒め言葉が威力を発揮するのは、この中で「気持ちと振る舞いに対して働きかけるコミュニケーション」の場合です。

 なぜこのような場合に、褒め言葉は威力を発揮するのでしょうか。

 この問いに適切に答えるのはなかなか難しいのですが、次のように捉えてみてください。

 例えば、営業の成果を上司に報告したとします。上司から「素晴らしい」という褒め言葉があなたに投げかけられた時、その時その場にあるもの、あるいはあなたの心の動きや状態を考えてみてください。

 上司がいます。上司の笑顔があります。営業の成果があります。そして、褒められてうれしいというあなたの気持ちや、周囲の仲間の賞賛の笑顔もあります。

 「素晴らしい」という褒め言葉が、こうした多彩な場と結びついているはずです。

 あなたは、こうした結びつきをこれまでたくさん経験してきていると思います。これが、「褒め言葉の学習」になります。

 褒め言葉の意味が分かるのは、そして、褒め言葉がうれしい気持ちと結びついて威力を発揮するのは、こうした体験の賜物なのです。

 褒め言葉の威力が発揮されるのは、当然、過去にこうした体験をどれだけしているかにかかってきます。

 不幸にして、こうした体験をする機会のなかった人、少なかった人は、褒め言葉の威力をあまり感じることができないことになります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 会員登録 ログイン
  • マイフォローとは?
nikkei BPnet 会員サービス
トピックを選ぶ!フォローする 自分のメディアを組み立てる! マイフォロー

ランキング一覧を見る

おすすめ情報【PR】

締切間近のセミナー