課長になったばかりで、何を基本にすればよいのか明確な基準が自分の中にありません。コーチの皆さんが、管理職として大切なことを3つ挙げるとしたら何ですか。
【立花のアドバイス】 決める・育てる・説明する
「決める」「育てる」「説明する(伝える)」の3つです。
決める:リーダーにしかできないことです。業務には様々な案件があります。意思決定の過程では課員が皆で議論し、意見を出し合った後に一つにまとめます。意見が割れてしまった時に最後に決断するのは課長の役目です。結果を恐れず決断し、実現できるように全力を尽くします。
育てる:管理職の仕事の半分は部下の育成だと言っても過言ではありません。人を育てようという発想のない組織は行き詰まるという言葉があります。具体的な育て方はこのコラムでも過去に取り上げています。参考にしてください。
・【1】なぜ部下に任せられないのか?
・【2】部下が進んで仕事をするようになるためには?
・【13】部下をうまく褒めるコツは?
・【17】部下を叱るのがいいのか、優しくするのがいいのか?
・【21】自立した部下に育てたい
・【24】部下に思い切って仕事を任せられません
説明する(伝える):上司からの指示、会社の方針など課長が部下に説明しなくてはならないことがたくさんあります。これらは自分が納得のいくまで消化してから自分の言葉で伝えてください。単に「社長がこう言っているから」はやめましょう。自分の課で決めたことを他部門に説明する場面もよくあります。他部門を巻き込んで仕事をする時には説明の成否が鍵を握っています。コミュニケーションは何を伝えたかではなく、相手に伝わったことがすべてですから、相手が理解したかどうかを確かめるまで丁寧に行います。常に熱意を込めて説明し、相手に進んで協力してもらえるように努めます。
この3つを心掛けていれば、この先、さらに昇進しても立派にやっていけますよ。
【津田のアドバイス】 自分を信じる
「謙虚である」「自分を信じる」「誰にも負けないNo.1を作る」の3つです。
謙虚である:私が尊敬する人物には「謙虚」という共通点があります。人は上に立つとついつい、我がでてしまったり、強引になったりする傾向があります。1人で仕事をしているわけではなく、周りの人に助けられて仕事をしていることを自覚して、周りへの感謝の気持ちを忘れない。そして学びの姿勢をいつも持ち続けることが大切だと思います。
自分を信じる:管理職になるといろいろな判断を下したり、決定したりすることが多くなります。またトラブルなどにも対応をすることが増えてきます。そのような時にスキルももちろん大切ですが、私は「自分を信じる」気持ちが一番大切だと思います。「自分ならできる」と信じる気持ちが自分の奥にしっかりあると、ことはうまくいきます。そのためには、失敗を学びに変えながらたくさんの経験を積んでいくことです。その経験の積み重ねが自分を信じる心の源になります。
誰にも負けないNo.1を作る:誰にも負けないという自信を持てるものがあると、人は精神的に強くなれ、自分の価値も高まります。そして何よりも自分の心の支えになります。管理職になると抵抗勢力が現れたり、辛いことが増えたりします。そのような時にも心が強く保てます。誰にも負けないNo.1を作ることは、自分を作ることです。






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