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脳の仕組みを知り、「勝つための脳」を手に入れよう(1/4ページ)

脳外科医が伝授する、“勝負脳”の鍛え方―林成之氏(前編)

2009.04.28

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   スポーツの試合やビジネスでのプレゼン、入学試験など、人生には勝たなくてはならない様々な局面がある。ここぞという場面で最高のパフォーマンスを発揮するためには、どうすればいいのだろうか。

 脳神経外科医で、『ビジネス<勝負脳>』(KKベストセラーズ)の著者・林成之さんは、「勝負に強くなるためには、脳の仕組みを知り、“勝負脳”を鍛えることが重要」と語る。

 林さんは、北京オリンピック日本競泳チームのアドバイザーを務めた際にこの勝負脳の鍛え方を、北島康介選手をはじめとする選手たちに伝授した。その結果、日本競泳チームは北京オリンピックで51.8%が自己新記録を達成し、5個のメダルを獲得するという快挙を成し遂げた。

 この勝負脳は、スポーツに限らずビジネスや勉強にも応用可能だという。

 勝負脳とはどんな脳なのか。また、ビジネスパーソンが勝負脳を鍛えて、成果を上げるにはどうすればいいのか。自らが「生来の勝負好き、スポーツ好き」だという林さんに話を聞いた。(取材・構成/藤井 マキコ)

人間の能力を最高に発揮する脳

 林先生は、北京オリンピックの競泳チームに“勝負脳”を伝授されたそうですが、勝負脳とは具体的にどんな脳なのでしょうか。

『ビジネス<勝負脳>』
(KKベストセラーズ)

: 勝負脳とは私の造語で、「人間の能力を最高に発揮するための脳」「勝負になったら必ず目的を達成する脳」を指します。

 私はこれまで約40年間、脳神経外科医として、脳に障害を受けたたくさんの患者の治療に取り組んできました。そして、人間の脳と向き合う中で、脳に関する様々な知識や研究成果を得ることができたのです。その中には「記憶力を高める方法」など、一般の人が日常生活において効率を高められるような方法論もたくさんあります。勝負脳もその1つです。

 勝負脳の考え方は、林先生の脳外科医としての経験が基になっているのですね。

: 救命医療の現場は、非常に過酷です。瞳孔が開き、心停止状態で「救命は無理」とされるような患者を社会復帰させる医療です。だから、常に命がけで取り組むのが当たり前になります。

 過酷な現場で百戦錬磨の戦いをしてきた経験から、この勝負脳の考え方が生まれました。単なる思いつきで提唱しているわけではなく、思考や行動、心の仕組みを解明してきた結果から生まれたものなのです。

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