1. 知的生産
  2. ITライフハック
  3. 情報収集
  4. 仕事術
  5. ライフスタイル
  6. キャリアデザイン
  7. 金融リテラシー
  8. 経済を読む
  9. メンタル&ボディ
  10. コミュニケーション術
  11. 発想力
  12. 企画力
  13. マーケティング
  14. 営業力
  15. 組織論
  16. 人脈力
  17. マナー
  18. タイムマネジメント・出張
  19. 事例・インタビュー
  20. 英語・中国
  21. 女子部
  22. 説法
  23. 恋愛リテラシー
  24. ゆとり世代

モチベーションを高めるリーダーシップ

【16】「ルール」をリーダーの意図を伝えるメディアとして活用する

「年功序列制度」、「成果主義」に内包されたメッセージとは?

Associe

 組織は、複数の人間による「協働体」です。その活動成果を高めるためには、一定のルール設定が欠かせません。皆さんが所属する組織にも様々なルールがあると思います。

 では、組織にはなぜルールが必要なのでしょうか? 

 1つは、ルールを設定することで「個々人の活動をある方向に規定し、組織内の複雑性を減らすことができるから」です。しかし、ルールにはもう1つの側面があります。それは、「リーダーの意図をメンバーに伝えるメディア」という役割です。

 今回から4回にわたって、このような「ルールを活用してリーダーのメッセージを伝える」という視点に立った「ルール・マネジメント」の原則や、具体的な方法論を紹介していきます。

日本の過去の人事システムから考える「ルールの役割」

 連載1回目で詳しく述べた通り、リーダーシップとは「ある一定の目的に向けて人々を導く行為」です。リーダーはメンバーを望ましい方向へと導くために、コミュニケーションを通じて組織に影響を与え続けなければなりません。

 しかし、組織が拡大して人数が増えると、リーダーが全員を集めて自分の考えを伝える場を設けたり、1人ひとりに話しかけることが難しくなるため、リーダーは様々なメディアを使ってメンバーに情報発信をする必要が出てきます。

 そのメディアの1つとして、「ルール」を活用することができます。

 「ルールがメディアの役割を果たすこと」を理解していただくために、日本の過去の人事システムを例にとって説明します。

 高度成長期以来の大手企業を中心とした日本の人事システムには、「年功序列型賃金制度」「退職金制度」が組み込まれていました。

 これらの制度は、以下のようなメッセージをメンバーに発信していると解釈できます。

 「社員の皆さんには長く勤めてほしいと思っています。そのため、若い時の給料は安いけど、年齢を積み上げていくと給料は上がっていくし、定年まで勤めてくれたらたっぷりと退職金を払いますよ。だから途中で辞めないでください」

 要約すると、年功序列型賃金制度や退職金制度というルールには「若い時に辞めると損ですよ。この会社で長く働いてください」というメッセージが内包されていたのです。

ページ: 1 / 2 / 3 /

あなたのご意見をお聞かせください

この講座のオススメ記事

このジャンルのオススメ記事

Associe Online はこちら Bizアカデミー SAFETY JAPAN